HOME > Oリング・ガイド > Oリングの取扱いと保管上の注意

Oリングの材料特性やみぞの設計、Oリングの取り扱い・保管方法、
Oリング不具合例とその対策方法などを解説いたします。

Oリングの取扱いと保管上の注意

Oリングの取扱い上の注意

  1. Oリングを装着する時にシャープエッジやネジ山などによりキズがつかないよう、第8図のような治具を用いて取付けて下さい。
    num8.png
  2. ピストンをシリンダーに挿入するときには、第9図の様に小孔のエッジでOリングをキズつけてしまうことがあります。第10-1~2図の様な設計をして下さい。
    num9-10.png
  3. Oリングを装着するとき、ねじれない様にして下さい。
  4. Oリングを装着するとき、Oリングとみぞに十分なグリース又はシール対象液体を塗布して下さい。
  5. Oリングの再使用は原則としてしないで下さい。
  6. Oリングを装着後、洗浄液で洗浄する場合、洗浄液とOリングの材料との相性を確認の上行って下さい。
  7. 材料によっては、燃焼により有害ガスを発生するものがあります。Oリングの焼却処分はしないで下さい。

Oリングの保管上の注意

  1. 直射日光を避け、湿度の低い場所で保管して下さい。
  2. 使用直前まで開封しないで下さい。
  3. 高温にならない、空気の流通の少ない場所に保管して下さい。
  4. Oリングに負荷がかからない様保管して下さい。
  5. 吊り下げた状態では局部的な変形がおきます。吊り下げないで下さい。
  6. 鹿埃の少ない場所に保管し、油が附着しない様に注意して下さい。

Oリング受入れ上の注意

Oリングの入ったポリエチレン袋の外装面にラベル(第11図)が貼ってありますので、よく確かめて受入れして下さい。
また、管理No.はトレーサビリティーを追跡する上で重要となりますので記録する様お願いします。

 

第11図

label.jpg


Oリング製品検索

太さ mm
内径 mm
オンラインでのご注文 ログイン
ログインへのお問い合わせ

マスオカ東京株式会社

〒110-0016
東京都台東区台東3-29-1
中央法規ビル3F
TEL:03-5812-4090
FAX:03-5812-4095

googlemap
ページのTOPへ